マンガで分かる心療内科・精神科in新宿 第42回「躁うつ病・双極性障害って何ですか?」

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第42回「躁うつ病・双極性障害って何ですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソウ

ソウ

マンガ
ゆうきゆう

ゆうきゆう

脚本・監督
@sinrinet

 

<キャラクタ紹介>

官越こがね(かんごしこがね)

官越あすなのいとこ。あすなの看護学校時代の同級生でもある。
日本一の小金持ちで、財力を武器に色々とムチャを行うが、激しく世間知らず。
あすなをライバル視し、常に勝負を挑んでくるが返り討ちになることが多い。
好きな言葉は「パンがないならフォワグラ丼を食べればいいのに」。

 

掲載順の関係で、オチに新キャラが出てきて本当に申し訳ありません。

 

◆ 解説

というわけで、躁うつ病・双極性障害の話。
いかがでしたでしょうか。

この「躁うつ病」ですが、もちろん悪いことばかりではありません。
活動的になときに、空回りしてしまうことも多いのですが、うまくハマれば、非常に優れた仕事などを行うこともあります。

たとえば有名どころでは、ドイツの文豪であるゲーテは、7年前後の周期で、「ファウスト」や「若きウェルテルの悩み」などの名作の数々を残しています。
そのため彼も、躁うつ病であったのではないかと類推されています。
また文学者に限らず、多くの天才は、感情の揺れ動きも大きいことも多く、潜在的に躁うつ病の要素を持つ人は、多いのではないかと考えます。

最近では、有名マンガ家さんの中にも、休載⇒連載…というのを繰り返されている方もいて、個人的には、同じ要素があるのではないかと考えております。
じゃあ治療をすればいいのかというと、治療によってその天才的な発想も減る可能性もゼロではなく、ファンにとっては難しいところかもしれません。

ただまぁ、一部の天才をのぞき、多くの方にとって、躁状態は苦しみです。

特に、たとえば「うつ」のときは、その症状が非常に分かりやすいため、周囲の人も気づきやすくなります。
また目立った問題を起こすこともないため、フォローしやすくなります。

しかし躁になると、家族や友人にたいして攻撃をすることも多くなり、そのためなかなかフォローされにくくなります。

またマンガにもある通り、躁うつ病は「双極性障害」と呼ばれ、Ⅰ型・Ⅱ型があります。
このうちⅡ型は、躁が非常に目立ちにくいため、「人格の問題」や「ワガママ」、また「イライラしてるだけ」として取られてしまうことも多いものです。

いずれにしても、うつの場合よりも、躁のときの方が、周囲も本人も困ってしまう状態になります。

うつの場合、治療は「抗うつ薬」が中心ですが、躁うつ病の場合はたとえば炭酸リチウムなどの「気分安定薬」が中心となります。
治療内容が少し変わってきますので、あなたが周期的に「攻撃的になる」「活動的になる」など、思い当たることがありましたら、メンタルなどでご相談いただいた方がいいかもしれません。

何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

 

ちなみに友人の精神科医は、周期的にスクール水着が好きになるそうです。

自分「じゃあ、それ以外の時期は、何が好きなの?」

すると彼は、こう言いました。

友人「ブルマ」

 

あ、本質的に変わってない、と思いました。

切ない気持ちになりつつも、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。


(完)

 

単行本1~4巻も発売しています!

 

   

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